マンションを売却した際の手取り額を多く残すコツとは？
マンションを売却した売却額と手取り額は一緒ではないことをご存知でしょうか。
せっかくご自身が納得できる額で売却したのに、手取りが減ってしまっては意味がありません。
しかし、この手取りは工夫をすることで多く残せます。
そこで今回は、マンションを売却した際に手取り額を多く残すためのコツをご紹介します。
□控除には何がある？
マンションの売却額から控除される４つのものを見ていきます。
1つ目は、仲介手数料です。
不動産を売却した際に仲介した不動産会社に支払います。
この手数料は法律によって上限が決められており、売却額が400万円を超える場合は、売却額の3パーセントと6万円を合計した金額に消費税を加えた金額です。
2つ目は、登記費用です。
マンション売却をする際は、マンションの名義を変更します。
その際に、司法書士に対応を依頼することが多いため、その報酬として5万円から10万円前後の報酬を支払う必要があります。
3つ目は、印紙代です。
売買契約書をマンション売却時に作成しますが、その契約書が課税対象です。
印紙税は郵便局などで必要額の印紙を購入し、契約書に貼付しなければいけませんが、貼り忘れの場合はペナルティとして2倍の額が加算されるため、注意する必要があります。
4つ目は、譲渡税です。
税法上の売却益にあたる譲渡所得が生じた場合にのみ課税されます。
税額がゼロになる場合もありますが、確定申告を行う必要があります。
□マンション売却時に手取りを多く残すには
マンションを売却しても、以上のように控除されるものが多ければ手取りは少なくなってしまいます。
手取りを多く残すコツをご紹介しますので、売却前に確認してみてはいかがでしょうか。
まず、売却力のある不動産会社に依頼することです。
会社によっては数百万円の差が生じる可能性があります。
信頼でき、実績のある会社を選ぶよう心掛けることをおすすめします。
次に取得費を明確にしておくことです。
これを把握しておかなければ、譲渡所得税が高くなります。
そして受けられる控除についても調べておくことです。
利用できる控除を知っておけば、税金を減らせます。
特例があるにもかかわらずスルーするのはもったいないので、売却前に確認してみてください。
□まとめ
今回は、マンションの売却をお考えの方へ売却時の手取り額を多く残す方法をお話ししました。
控除されるものを最小限に抑えるためには、以上で紹介したようなコツを意識することをおすすめします。
売却に関することで分からないことや気になることがありましたら、お気軽に当社までお問い合わせください。
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