農地の売却をお考えの方へ!必要なことと売却価格を決めるポイントを解説します
今回は、農地の売却をご検討中の方に向けて、農地の売却に必要なことと農地の価格を決めるポイントを紹介します。
農地を売る際にぜひお役立てください。
□農地の売却に必要なことをご紹介!
農地は、保護目的から農業参入者や農家の方以外は自由な売却が禁じられています。
また、農地を農地以外のものにして売り出す場合は、農地法第5条による転用許可、農地をそのまま売り出す場合は、農地法第3条による売買許可が必要になります。
全ての農地に転用許可が下るわけではないため、注意が必要です。
□農地の価格を決めるポイントをご紹介!
農地の価格を決めるポイントを4つ紹介します。
それぞれ詳細に解説していきます。
1つ目は、農地の状態です。
日照度や降雨量、土地の乾湿度が高額売却に関わります。
また、農地の土層や土壌の状態も、価格を決めるポイントです。
もし、農地の土壌が汚染されていれば、安全な農作物が取れないため状態によって価格が変動します。
2つ目は、農道の状態です。
農道とは、農業のために設置された道路で、農道の広さや舗装されているかどうかによって使える農機具が変わります。
そのため、価格を決める重要なポイントです。
3つ目は、灌漑(かんがい)と排水の状態です。
灌漑(かんがい)とは、農地に人口的に水を注ぐことで、排水は水を自然にまたは人口的に除去することです。
この2つは、一体で評価されることが一般的で、2つの仕組みが上手く機能していないと、評価が低くなります。
そのため、ご自身で改善できる場合は、売却前に改善することをおすすめします。
4つ目は、集落・集荷地との距離です。
人が生活している集落との距離によっても価格が変動します。
農地は、都市部や集落から近い順に第1種、第2種、第3種農地と分類されており、どこに分類されるかによって価格が変わります。
この分類ごとに、転用に関するルールも変わるため、事前に不動産会社にご確認をお願いいたします。
□まとめ
今回は、農地の売却に必要なことと農地の価格を決めるポイントを紹介しました。
農地を売るためには、転用許可が必要です。
転用許可が下りるかどうかは、農地ごとに異なります。
また、農地の価格は農地、農道、灌漑(かんがい)と排水の状態、そして集落・集荷地との距離によって変動します。
売却に関することで分からないことや気になることがありましたら、 お気軽に当社までお問い合わせください。
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