収益物件の売り時とは?査定額がどう決まるかも解説します
収益物件の売り時を見極めるのはなかなか難しいものです。
社会情勢がどんどん変化していく中では特に、行動を起こしづらいでしょう。
そこで今回は、収益物件の売り時について解説します。
査定額がどう決まるかも併せて説明するので、ぜひ参考にしてみてください。
□収益物件の売り時はいつ?
収益物件はどのタイミングで売るのが良いのでしょうか。
売り時はいくつかありますが、その中から3つのタイミングをご紹介します。
まず1つ目は、大規模修繕が行われる前です。
通常、マンションは建設されてから10年から20年の間に大規模修繕を行います。
この大規模修繕のための費用として、修繕積立金を支払っていますが、この修繕積立金は築10年から築15年のタイミングで値上がりすることが多いです。
また、近年では積み立てた修繕積立金では足りないために追加で費用を徴収されることもあります。
この際に負担する額は、1部屋あたり数十万か数百万になることもあります。
大規模修繕費の値上げや追加負担などの前に売却するのが、良いタイミングと言えるでしょう。
2つ目は、物件が満室で家賃が近隣相場よりも高値の時です。
入居率の高い物件はすぐに収益が見込めるため、売れやすい傾向にあります。
そのためなるべく早く物件を売ってしまい時は、満室のタイミングで売りに出すのが良いでしょう。
3つ目は、路線価が上昇している時です。
路線価とは、国税庁が定めた公的価格の1つです。
この路線価が上がっている時は、普段より高値で不動産売却ができる可能性があります。
□収益物件の査定額は利回り相場で左右されます
続いては、収益物件の査定額がどう決まるか解説します。
一般的な物件と収益物件の査定方法の違いは、利回り相場に左右されることです。
利回り相場は、年間の賃料を表面利回りで割ることで求められます。
表面利回りとは、収益性の高さを測るための数値で、年間の賃料を物件の購入価格で割って出します。
ここで注意していただいた方が良いのは、維持費などを含んでいないために実際の利回りとは異なる点です。
維持費などを考慮していないと、相場と大きく差がある額に設定して売り出してしまうことがあります。
利回り相場は、立地や築年数、また用途などによっても左右されるでしょう。
□まとめ
今回は、収益物件の売り時について解説しました。
通常の物件との違いは、利回り相場に左右される点であることもご紹介しました。
ぜひ参考にしてみてください。
売却に関することで分からないことや気になることがありましたら、 お気軽に当社までお問い合わせください。
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