相続した不動産を売却する際の家財の処分について解説します
不動産を相続した際に、家財の処分をどうしようか悩まれることもあるかと思います。
実際に、家財をそのままにしていることも多くあるでしょう。
この記事では、家財の処分について解説します。
ぜひ最後までご覧ください。
□相続した家の家財の処分はどうすれば？
家財が残っている不動産は、大きく分けて3つの方法で売却できます。
それぞれ解説していきます。
1つ目の方法は、家を解体してその際に家財を処分するものです。
家の状態もあまり良くなく、解体した方が売却しやすい際に取られる方法でしょう。
解体するのと併せて、家財も処分します。
2つ目は、家財だけご自身で処分する方法です。
家はそのままにして家財だけ処分します。
専門の業者に依頼していただくと手間が省けるでしょう。
3つ目は、そのまま売りに出す方法です。
家財を家に残したまま売りに出す方法もあります。
しかし、家財がある家が売れるのは、レアなケースです。
家財の価値が高かったり状態が良かったりする場合に、売れるかもしれません。
相続した不動産を売却するためには、家財は処分しておくことがおすすめです。
ただ、処分するためには費用がかかってしまうので、注意していただくと良いでしょう。
□家財の処理に関する注意点とは？
両親が亡くなり不動産を相続した場合、その家財は遺品になります。
家財の処分は、遺品整理となるでしょう。
遺品整理が遅くなると、いくつかのデメリットがあるかもしれません。
ここでは、デメリットを紹介するので、注意点として押さえていただけると幸いです。
デメリットは、以下の4点です。
・管理に手間がかかってしまう
・家の価値がどんどん下がる
・固定資産税を支払い続ける必要がある
・特定空き家に指定される可能性がある
空き家となってしまった家は、換気など適切な管理がされていないとどんどん劣化していきます。
管理に手間がかかるだけでなく、放置している時間が長いほど、価値も下がってしまうでしょう。
また、家を所有している限り、固定資産税の支払いは続きます。
遺品整理がなかなかできないために、固定の出費を続けるのは、避けたいところでしょう。
そのうえ、特定空き家に指定されると、固定資産税の優遇措置がなくなり増税となります。
特定空き家に指定されないよう、注意していただくことをおすすめします。
□まとめ
今回は、相続した不動産の家財処分について解説しました。
不動産を売却するためには、なるべく早く処分していただいた方が良いと思います。
ぜひ参考にしてください。
売却に関することで分からないことや気になることがありましたら、お気軽に当社までお問い合わせください。
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