空き家が自然発火したらどうなる?その対策をご紹介します
空き家が発火した場合、その時の責任はどうなるのでしょうか。
今回は、空き家が自然発火した際にどうなるか、そのリスクをご説明します。
また、そのようなリスクを取らないための対策もご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
□空き家が自然発火したらどうなる?
空き家が自然発火したらその責任はどうなるのでしょうか。
民法七〇九条は、「故意又は過失によって他人の権利又は法律上保護される利益を侵害した者は、これによって生じた損害を賠償する責任を負う。」となっています。
つまり、他人の行為や他人の物などによって権利を侵害された場合、その者が侵害からの救済を求められるということです。
この法律を空き家に当てはめてみます。
そうすると、空き家から出火した火が隣家に燃え移り、隣家も被害にあってしまった場合は、損害賠償請求ができることになります。
損害賠償請求の対象になってしまう可能性があるため、注意していただくと良いと思います。
□空き家対策をご紹介
上記でご紹介したように、空き家から出火してしまい損害賠償請求の対象となってしまう恐れがあります。
そうならないために、空き家対策をしておくことおすすめします。
空き家対策の1つ目は、リフォームして賃貸物件にすることです。
もし所有している空き家が駅近だったり周辺環境に恵まれていたりする場合は、リフォームして賃貸物件として有効活用することもできます。
賃貸物件にすることで、継続的な家賃収入も期待できるでしょう。
ただ、リフォームなどの費用が必要なことに注意していただくと良いです。
2つ目の空き家対策は、更地にして土地活用することです。
リフォームに膨大な費用がかかりそうな場合は、取り壊して更地にすることもできます。
更地にすることで、土地活用の幅が広がるかもしれません。
ただ、固定資産税が高くなるかもしれない点に注意してください。
3つ目は、売却をすることです。
売却をすることで、売却利益が見込めます。
リフォームなどの費用負担の心配もする必要がありません。
もし売却を検討されている場合は、早めに売却することで税負担も軽くなります。
□まとめ
今回は、空き家が自然発火した際の責任についてご説明しました。
損害賠償請求がされてしまう恐れがあります。
そうならないためには、リフォームして新しい物件として有効活用したり、更地にしたりできます。
もしくは、売却してしまうこともリスクを取らないための有効な対策です。
売却に関することで分からないことや気になることがありましたら、 お気軽に当社までお問い合わせください。
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