全国で空き家が増加中!空き家が増える理由とは?
近年全国で空き家が増加しています。
なぜこんなにも急速に増加しているのでしょうか。
今回は、空き家が増える理由についてみていきます。
ぜひ最後までご覧ください。
□空き家増加の理由とは?
空き家が増加しているのには、いくつかの理由が考えられます。
1つ目の理由は、少子高齢化です。
少子高齢化することにより、人口が急速に減っています。
そうすると、総住宅数が総世帯数を上回り、その差がどんどん開いているのです。
加えて、日本人の健康寿命も伸びているために、介護施設などの利用が拡大して、もともと住んでいた家が空き家として放置されている現状もあります。
核家族化が進行し、子どもの数も少なくなっているため、実家が空き家になったとしても、誰も住むために戻ってこなかったり、その家を必要とする人がいなかったりする状況なのです。
2つ目の理由は、固定資産税対策のためです。
建物を取り壊して更地にすると、固定資産税の額が増額します。
そのため、建物を使わなかったとしても、取り壊さずにそのまま放置されていることが多いです。
3つ目は、世帯数の増加以上に住宅数が増加していることです。
日本人の傾向として、中古住宅より新築住宅を好みます。
そのため、毎年どんどん新しい家が建てられるのです。
しかし、世帯数よりも住宅数が増加しているために、誰も住まない家が出てくるのです。
□空き家の種類ごとの割合とは
続いては、空き家の種類ごとの割合をご紹介します。
以下は、平成30年の調査になります。
空き家の中で最も多い割合を占めているのが、賃貸用住宅です。
この賃貸用住宅には、中古物件のみならず、新築物件も含まれています。
新築物件であっても空き家となっている現状があるのです。
その次に多いのが、その他の住宅です。
その他の住宅とは何なのでしょうか。
その他の住宅には、転勤や長期の入院などといった事情で一時的に空き家になっている家や、建て替えという理由で解体されることが決まっている家なども含まれています。
賃貸用、売却用、別荘などの用途などのケースに当てはまらないものが分類されているでしょう。
このように様々な理由で空き家はできています。
□まとめ
今回は、空き家が増加している理由をご紹介しました。
少子高齢化が最も主な理由でしょう。
また固定資産税対策だったり、世帯数よりも住宅数が増加していたりするという事情もありました。
ぜひ参考にしてみてください。
売却に関することで分からないことや気になることがありましたら、 お気軽に当社までお問い合わせください。
株式会社マコトーマス
福島本店
福島市泉字早稲田 14-11
TEL.024-529-6782
郡山営業所
郡山市西ノ内一丁目 5-14 遠藤ビル 103
TEL.024-954-9557