空き家が増えるとどうなるの？そのリスクを押さえておきましょう
空き家が増えるとどうなるかご存知でしょうか。
空き家は増えることによって、様々なリスクが顕在化してきます。
この記事では、それらのリスクとリスクに対して実行されている対策をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
□空き家の抱えるリスクとは？
空き家はどのようなリスクを抱えているのでしょうか。
主に、外部不経済と機会損失を発生させるリスクがあります。
それぞれについて解説していきます。
まずは、外部不経済です。
外部不経済とは、取引を行なっている当事者ではない誰かに経済的な負担や不利益や及んでいる状況のことを指す言葉です。
空き家が増えると外部不経済として、景観の悪化などによる近隣への悪影響、犯罪の温床となる、そして住宅の価値が低下するなどの3つが考えられるでしょう。
長い間放置された空き家は、雑草が伸びきっていたり建築物が腐敗していたりします。
そうすると見た目も悪いですし、悪臭などもあるかもしれません。
また、手入れされていない空き家には、犯罪者が不法侵入したり、放火の標的になったりするリスクもあります。
続いては、機会損失です。
機会損失とは、最適な意思決定をしないことによって、より良い利益を得られる機会を失うこと、そしてそれにより生じる損失のことを指します。
空き家は建物がある状態で放置されているため、土地も建物も有効に活用されていません。
そのため、機会損失が発生している状態だといえるのです。
□増加している空き家に対する対策とは
上記では、空き家の持つリスクを確認しました。
それでは、それぞれの自治体では空き家に対してどのような対策を行なっているのでしょうか。
自治体が行なっている対策は、空き家バンクという制度の運用です。
自治体が仲介業を担って、空き家の売却や部屋貸しの希望者と購入、または賃貸希望者のマッチングを行い、自治体のホームページなどで物件情報を公開するものです。
いわゆる自治体による不動産仲介のようなイメージでしょう。
不動産の価値が低く、業者に仲介を頼むのが難しい地域での不動産取引を支援する目的があります。
リフォーム等をすることで、スムーズな取引を行えるようにすることもあるでしょう。
□まとめ
今回は、空き家が増えることによるリスクをご説明しました。
外部不経済と機会損失の2つについて理解を深めて頂けたかと思います。
空き家バンクもぜひ見てみてください。
売却に関することで分からないことや気になることがありましたら、 お気軽に当社までお問い合わせください。
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