任意売却をお考えの方へ!債務整理についてご説明します!
住宅ローンの返済を滞納してしまった場合、任意売却や債務整理が対処策として挙げられます。
そこで今回は、任意売却や債務整理がどういったものかご紹介します。
住宅ローンの返済に不安を感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。
□任意売却と債務整理について
任意売却と債務整理は、どちらも負債を解決する方法です。
はじめに、それぞれの具体的な内容や違いをご説明します。
任意売却とは、住宅ローンの返済が困難となった際に、債権者の了承のもとでローンの返済が完了していない不動産を売却する方法です。
売却で得た現金は、残債の返済に充てられます。
専門業者は貸金業者と交渉して同意を得ることにより、売却手続きを進めていきます。
任意売却は競売より高く売れやすく、残債の返済だけでなく、引っ越し費用等も捻出できるケースもあります。
一方で債務整理とは、債権者と交渉したり裁判所に申し立てたりして、借金の減額・免除の手続きをすることです。
種類としては、任意整理、自己破産、特定調停、個人再生があり、借金の金額や収入状況、借金の内容によって「どの債務整理手続きを選ぶべきか」が変わってきます。
任意売却は住宅ローンの返済が目的であるのに対し、債務整理は借金問題全体を解決することを目的としています。
そのため、任意売却で住宅ローンの問題は解決できても、借金問題全体の解決には至らない場合があります。
住宅ローンよりも他の借金の方が問題である場合には、債務整理がおすすめです。
□債務整理の種類をご紹介!
続いて、債務整理の中から任意整理と自己破産の2つをご紹介します。
*任意整理
任意整理とは、借り入れ先の金融機関と話し合うことで、任意売却後の残債を無理なく返済できるよう、支払額の一部を減額してもらう手続きです。
多くの場合、金利に該当する部分がカットされ、3年程度の短い期間で返済していきます。
任意売却後の残債の額が少なく、一定の収入があり返済の目処が立つ人が用いる方法です。
*自己破産
自己破産とは、支払い不能であることを裁判所に申し立てて認めてもらい、任意売却後の残債の返済を免除してもらう方法です。
任意売却後も、収入と財産がどちらも不足している場合にできる方法です。
注意点として、住宅ローンに連帯保証人がいる場合、自己破産をすると連帯保証人に支払い義務が移るため、保証人がいる場合は慎重に判断する必要があります。
また、5年はクレジットカードを作れず、金融機関からの借り入れもできません。
□まとめ
本記事では、任意売却や債務整理をご紹介しました。
本稿が皆さんのお役に立てれば幸いです。
売却に関することで分からないことや気になることがありましたら、 お気軽に当社までお問い合わせください。
株式会社マコトーマス
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