任意売却をお考えの方必見!他の売却方法の相場と比較します!
「任意売却って何だろう」
「任意売却はほかの売却方法と比べてどのくらいで売れるのだろう」
このようにお考えの方は多いでしょう。
そこで今回は、任意売却と他の売却方法との相場を比較します。
任意売却についてお調べの方は、ぜひ参考にしてみてください。
□任意売却について
はじめに、任意売却について解説します。
任意売却とは、住宅ローンなどのような借入金の返済を滞納した場合に、債権者の了承のもとで、 一般市場にて残債のある不動産を売却する方法です。
任売とも言われています。
住宅ローンを滞納すると、ローンを分割で返済する権利(期限の利益)が失われてしまい、抵当権が行使されます。
残っている住宅ローンの全額を一括で返済することを債権者から要求され、返済できない場合は、競売の手続きが進みます。
この間に、債権者である金融機関へ残債の処理について交渉し、債権者から同意を得られた場合に任意売却が可能となります。
□任意売却の価格について
任意売却を行う場合に、多くの方が気になる部分が売却価格でしょう。
ここでは、通常の売却と競売の相場と比較して、任意売却の価格をご説明します。
*任意売却と通常の売却の価格の違い
任意売却物件の価格は、市場価格の約8割から9割になることが多いです。
市場価格よりも高い金額に設定すると、買い手が見つかりにくくなります。
任意売却には、期間が設けられているため、任意売却を期間内に成立させるためにも、価格を市場価格より低くする必要があります。
一方で、人気のエリアだと相場で売却できるケースもあります。
*任意売却と競売の価格の違い
競売と比べると、任意売却の方が高額で売却できるケースが多いです。
競売は、市場価格の約6割から7割になるといわれており、両者の差は市場価格の約1割から2割となります。
競売で価格が安くなりやすい理由は、競売物件は価格的に法律に守られておらず、比較的自由に価格を決めやすいからです。
また、競売物件は内覧が不可である点や、欠陥や劣化部分を修理せずそのままの状態で売りに出す点から、下がりやすい傾向にあります。
そのため、住宅ローンの滞納がある物件を少しでも高額で売却したい場合は、期間内に任意売却を成立させるのがおすすめです。
□まとめ
本記事では、任意売却と他の売却方法との相場を比較しました。
本稿が皆さんのお役に立てれば幸いです。
売却に関することで分からないことや気になることがありましたら、 お気軽に当社までお問い合わせください。
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