任意売却をお考えの方へ！銀行との交渉についてご説明します！

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2022.12.05 不動産ブログ

住宅ローンを滞納しており、任意売却を検討している場合、債権者との交渉が必要です。
交渉をして任意売却をすることに対して許可をもらわないと、任意売却はできません。
今回は、債権者が銀行の場合に、任意売却前の交渉で話し合うべき内容や、任意売却後の交渉についてご説明します。
ぜひ参考にしてみてください。

□銀行との交渉で決めるべきことは?

一般的に、住宅ローンを滞納し続けると、住宅が競売にかけられてしまいます。
任意売却をしたい場合は、競売にかけられる前に債権者に交渉をする必要があります。
交渉時には、以下の3つのポイントについて話し合う必要があります。

1つ目は、抵当権の抹消です。
抵当権とは、住宅ローンなどを借りるときに、購入する住宅の土地と建物に金融機関が設定する権利のことをいいます。
債権者である銀行に、抵当権の抹消をお願いします。
競売は銀行にとってもリスクがあるため、任意売却に応じるケースは少なくありません。

2つ目は、物件の販売価格です。
任意売却は、競売に比べ相場に近い値段設定で売れる可能性が高いですが、値段にこだわりすぎると、買い手が見つからず時間が過ぎてしまいます。
任意売却には期限があり、期限を過ぎると強制的に競売が進められてしまいます。
競売を避けて売却するには、市場価格を理解することが重要です。

ただし、任意売却物件の価格は、債権者が決めます。
買い手を早めに見つけるためには、債権者と価格交渉を何度も行う必要も出てくるため、早めに行動することをおすすめします。

3つ目は、売却額の配分です。
任意売却が成立すると、得られる現金について配分を決める必要があります。
配分の内訳としては、売却代金、各抵当分のローン残高、売却の諸費用、その他債務があります。