マンションを売却する際に騒音を告知する義務はあるの？わかりやすく解説します！
騒音が聞こえてくるマンションを売却する場合、その旨を買い手に伝えるべきかどうか迷ってしまうことがあると思います。
そこで今回は、騒音のあるマンションを売却する際の対応についてご紹介します。
□売却するマンションに騒音があることを伝えるべき?
騒音のあるマンションを売却する際には、告知する必要があるのでしょうか。 マンションの売り手に告知義務があるかどうかは、ケースバイケースです。 ただし、買い手がマンションに住んだ際に害が及ぶ範囲の欠陥であれば、告知する必要があるでしょう。
告知する必要がある欠陥は、 一般的に「物理的」なもの、「心理的」なもの、「環境的」なものに分けられます。 騒音は、このうち「環境的」なものに含まれます。 環境的な欠陥の場合は、人によって感じ方が異なる場合が多いです。 そのため、告知する必要があるかどうかの判断が難しいでしょう。
しかし、告知する必要があるがあるのに告知しなかった場合のペナルティを考慮すると、告知をしておく方が良いと言えるかもしれません。
□マンションの騒音を隠すデメリットと対処法とは
マンションの騒音を隠して売却をした場合、慰謝料を請求されたり、売買契約を取り消される可能性があります。 買い手との間にトラブルが生じた場合、売り手が責任を追求されることになると覚えておいていただいた方が良いでしょう。
不安な方は売買契約を結ぶ前に不動産会社に伝えておくことをおすすめします。 そうすれば、多くの場合業者側の判断で対処してくれるでしょう。
たとえ騒音について伝えずに売却したとしても、買い手はすぐに気づきます。 つまり、騒音を隠すことには何のメリットもないと言えるでしょう。 騒音が小さい場合は告知義務に該当しないケースもありますが、念のために不動産会社には伝えておくのがおすすめです。
□まとめ
今回は、騒音のあるマンションを売却する際の対応についてご紹介しました。 騒音を隠すことで後から損害賠償を請求されたり、売買契約を解除されたりする可能性があります。そのため、はじめに騒音について買い手に伝えておくことがおすすめです。
また、告知するかどうか迷うレベルの騒音でしたら、不動産会社に相談して判断を仰ぐのが良いです。 いずれにしろ、騒音は隠さずに対処することが重要になるでしょう。 マンションの売却をお考えの際に、この記事をご参考いただければ幸いです。
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