マンションって入居中でも売却できる?メリットと注意点を紹介します
「不動産サイトのマンションが空き家の場合が多いが、入居中でも売却可能か。」と疑問を持っている方はいませんか。
答えは「可能」です。
そこで今回は、入居中マンションの売却のメリット・デメリットを紹介します。
□メリットについて
まず初めに、入居中に売却活動を行うメリットを3つ紹介します。
*見学者の反応を直接知れる
一般的に、居住している場所の内覧を行う場合、売主の立ち合いが必要です。
そのため、売主は内覧中の買主の反応を見ながら進められます。
すると、買主の反応によって「売却活動を続けていくのか」「価格を下げる必要があるのか」などの情報を直接知れます。
例えば、見学者がとても気に入っていることがわかれば、売主は売却時に大幅な値下げを行う必要がありません。
以上のように、居住中のマンションを売却すると、内覧に立ち合い、見学者の反応で売却中の障害や価格交渉の対策が取りやすくなります。
*直接アピールできる
内覧に立ち会うため、売主が見学者に対して直接アピールできることもメリットです。
事前に不動産会社の担当者からも売却物件の良い点は紹介されています。
しかし、売主は実際に住んでみたからこそ分かる良い点を紹介できます。
例えば、見学者に子供がいる場合、近隣の幼稚園や公園の様子、マンション内での子供会の行事などを説明すると良いでしょう。
また、見学者が高齢の夫婦の場合、近隣の病院やスーパーの事情、散歩できるコースの紹介などを追加で行うと良い印象を持ってもらえます。
*長期間の売却活動ができる
住みながら売却活動を行うと、「仮住まいの家賃」を払うことなく活動を続けられます。
また、売主がいつでも売却を中止したり、再開したりできます。
空き家にした状態で売却活動を行う場合、売れない限りは売却にかかる費用が発生し続ける一方で、途中で活動中止は難しいでしょう。
□デメリットについて
続いては、居住中に売却活動を行うデメリットを2つ紹介します。
1つ目は、狭く見えることです。
居住中のため、家具が置かれており、部屋が狭く見える可能性があります。
対策として、掃除することはもちろんですが、引越しのタイミングでモノを捨ててみるのも良いでしょう。
2つ目は、週末や休日の内覧が多いことです。
内覧を週末か休日に行うことが多いため、予定が立てにくくなります。
売りに出してから購入希望者が現れるまでは一定期間を要するため、忙しい方は先に予定を立ててから見学者を迎えると良いでしょう。
□まとめ
今回は、居住中のマンションを売却するメリットとデメリットについて紹介しました。
直接会って話せることがメリットとしては大きいです。
売主である自分が買主だった場合を想像し、どういった情報をもらえると嬉しいのかを考えながら追加情報を伝えると良いです。
反対にデメリットとしては、狭く見えたり、休日や週末が埋まったりすることです。
できる限り広い様子の演出を心がけ、好印象を持ってもらうと良いでしょう。
売却に関することで分からないことや気になることがありましたら、 お気軽に当社までお問い合わせください。
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