マンションの売却する時の注意点とは?売却前と売却後に分けて紹介します
「マンションを売却したいけれど、何に注意して進めていけば良いかわからない。」と悩んでいる方はいませんか。
失敗の原因は意外なところにあります。
今回は、マンションの売却前と後の注意点を紹介します。
□売却前の注意点について
マンションを売却する前の注意点を3つ紹介します。
*値引き前提で売り出し価格を決める
マンションの売却において、価格交渉は頻繁に起こります。
値引きしたくないから交渉に対応しないのではなく、値引きを考慮に入れた価格での売り出しが大切です。
この価格を決めるときは、自分が売りたい価格ではなく相場を基準に考えます。
主観的な判断で価格を決めた場合、相場よりも高く設定する方が多いため、売り残る可能性が高いでしょう。
専門家である不動産会社との相談が大切です。
*欠陥や不具合を伝える
マンションに欠陥等がある場合は伝える必要があります。
主に水漏れやシロアリ被害などが例に挙げられます。
欠陥等の伝達は法律で求められており、売主の役目です。
では、欠陥を告知しなければ、どういった事態が起こるのでしょうか。
契約の不適合が生じていると判断されれば、補修費用を負担するだけでなく、最悪の場合は契約がキャンセルされる可能性があります。
重大な欠陥等を伝えると売れなくなると心配すると思いますが、欠陥等の開示は大切です。
*売却理由を隠さない
売却理由を知りたい買い手は多いです。
経済的理由や家庭状況など、人に話したくない内容で売却する方もいるでしょう。
その場合、不動産会社にはしっかりと伝え、買い手には個人的な内容に踏み込まない範囲での説明が大切です。
□売却後の注意点について
マンション売却後の2つの注意点を紹介します。
1つ目は、買い手の事情で白紙になる可能性があることです。
買い手がローンを利用して購入する場合、金融機関に否決されることがあります。
否決されると契約は白紙になり、売却活動を始める必要があるでしょう。
2つ目は、契約不適合責任です。
契約不適合責任とは、欠陥等の存在によって契約の内容として不適合であるということが発覚した場合、売り手が負う責任のことです。
売却後の一定期間はその責任が残ります。
□まとめ
今回は、マンションの売却前と売却後に分けて注意点を紹介しました。
これまでは気にしてなかった注意点を知れたかと思います。
初めての売却の場合、欠陥等や売却理由を隠したくなるでしょう。
後に大きな問題が発生した場合、責任は売り手にかかるため、誠実な情報伝達が大切です。
また、売却後は契約が白紙になる可能性や契約不適合責任の認識が大事です。
売却に関することで分からないことや気になることがありましたら、 お気軽に当社までお問い合わせください。
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