マンション売却で方角は影響があるのかについて解説いたします！
マンション売却を検討されている方の中で、方角で悩まれている方はいらっしゃいませんか。
今回は、マンションの方角が売却に影響があるのかについてご紹介します。
□方角と売り出し価格の関係とは？
マンションを売却する時に、方角が悪いという理由で販売価格に弱気になる方も多いかと思います。
しかし、たとえマンションの方角が悪くても、少し強気な価格を設定しておくことをおすすめします。
具体的には、その部屋の本来の相場とその部屋が南向きだった場合の価格の中間くらいがちょうど良いと言えます。
例えば、売却予定の部屋が西向きで、方角以外の条件が全く同じ南向きの部屋が5000万円であるとします。
その場合、西向きの部屋の相場は南向きの部屋の5パーセント低いと仮定し、4750万円です。
そのため、売り出す際は、5000万円と4750万円の中間、つまり4890万円ほどに価格設定することをおすすめします。
その理由は、中古マンションの売買では買手から値段交渉されることが多く、値引き幅を想定して売り出さないと、最終的に相場よりも低い価格で売却する可能性もあるからです。
ここで注意していただきたいのは、あくまでも少し強気くらいの値段設定にすることです。
無謀な価格で売り出すと、そもそも興味を示す買手が減ってしまうからです。
□方角以外で重要な要素とは？
マンションを購入する側は、1つだけでなく、複数の要素から判断して物件を選ぶ傾向にあります。
ここでは、方角以外の大切な要素をご紹介します。
＊立地にこだわる
マンション選びでは、立地にこだわる人が多いです。
例えば、仕事のしやすさを優先する人は駅からの距離に、生活のしやすさを優先する人は商業施設からの距離にこだわります。
また、薬局や病院が近くにある立地もポイントが高いです。
さらに、マンションに駐車場がついていない場合は、近隣に駐車場があるかどうかも重要な要素となります。
＊セキュリティ面にこだわる
セキュリティ面を重視する声も多くあります。
例えば、セキュリティカメラが設置されていることや管理人が常駐していることが判断基準になります。
そして、管理会社が共用部分を掃除してくれるかも重要視されるポイントです。
＊将来を視野に入れる
マンションを購入する人の中には、将来売却する可能性を視野に入れている人もいます。
そのため、築年数や今後人気が出る地域かどうかを基準に物件を選ぶ人も多いかもしれません。
□まとめ
マンションの売却で方角の影響があるかをご紹介しました。
マンションの方角を気にする方はいるものの、方角によって売り出し価格に弱気になる必要はありません。
また、マンションを売却する際は、方角だけでなく、他の点にも着目することをおすすめします。
なぜなら、マンション購入者は、方角以上に立地や周辺環境を重視する場合が多いからです。
ご自身の不動産にどんなポイントがあるのかを理解しておくと、販売価格や売り出し方を決めやすいかと思います。
売却に関することで分からないことや気になることがありましたら、 お気軽に当社までお問い合わせください。
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