マンション売却で重要な手付金の特徴についてご紹介します!
マンション売却の際は、大きなお金が動くため不安に感じる方も多いかと思います。
皆さんが疑問に思うことの1つに、手付金の仕組みがあります。
そこで今回は、手付金についてご紹介します。
□手付金の特徴とは?
手付金とは、不動産を売却する際に売主が最初に受け取るお金を指します。
義務ではないものの、手付金のやり取りは不動産売却に慣例として定着しています。
手付金と聞くと、不動産の売却代金の先払いだと思われることも多いですが、実は違います。
手付金は、売買契約の締結時に買主が売主に預けるお金で、本来は売却代金が全額支払われるタイミングで売主から買主に返されます。
しかし、それではお金のやり取りが多く面倒に感じるかと思います。
それゆえ実際の不動産売買では、契約書で手付金を売買代金の一部として充当することを約束して、決済時に手付金を買主に返却せず、売却金額と手付金の差額を受け取るのが一般的です。
□手付金の受取方法とは?
手付金を受け取る方法を2つご紹介します。
*現金で受け取る
現金で受け取るメリットは、その場でお金が入ることです。
受け取ってすぐに他の必要な支払いをしたり、ものを購入したりできるため便利です。
また、金融機関が閉まっている休日でも、受け取れるメリットがあります。
しかし、一般的に手付金は不動産買取金額の5〜10パーセントという大きな金額を受け取ることになります。
そのため、持ち歩く可能性がある場合は、取り扱いには特に気を付ける必要があります。
*預金小切手で受け取る
預金小切手とは、金融機関から発行される小切手を指します。
預金小切手を受け取った場合は、銀行に小切手を持ち込み、自分の口座に入金してもらう必要があります。
デメリットは、実際に入金が確認できるまで数日かかることです。
反対に、万が一小切手を紛失しても凍結できるため、他の人に換金されないメリットがあります。
小切手で手付金を受け取る際は、小切手に書かれている金額を確かめ、間違っている場合は、換金する前に買主に確認することをおすすめします。
□まとめ
マンション売却の際の手付金についてご紹介しました。
手付金は本来、買主から売主に対して一時的に支払われ、その後買主に返却されるお金を指します。
しかし、契約書の内容によって、手付金を不動産売買金額の一部として受け取れ、金銭の受け渡し回数を減らせます。
また、手付金を受け取る方法には大きく現金と預金小切手の2種類があり、それぞれの方法にメリットとデメリットがあるため、比較検討することをおすすめします。
売却に関することで分からないことや気になることがありましたら、 お気軽に当社までお問い合わせください。
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